7月の誕生石 ルビー Ruby 紅玉 こうぎょく

7月の誕生石 ルビー Ruby 紅玉 こうぎょく

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■7月の誕生石、ルビーについて

ルビー(ruby)は7月の誕生石です。

和名【紅玉(こうぎょく)】の名のとおり、赤色を呈する宝石です。

ルビーの名の語源は「赤」を意味するラテン語「rubeus(ルベウス)」に由来しているといわれています。

赤色が濃く、インクルージョン(内包物)の少ない、クラリティ(透明度)の高いものほど高品質のルビーと評価されています。

40年目の結婚記念日は「ルビー婚式」と呼ばれており、結婚40年の記念にルビーを贈って日頃の感謝の気持ちを伝える夫婦も多いようです。

■ルビーの宝石言葉(石言葉)について

宝石言葉(石言葉)は【情熱】【勝利】【仁愛(じんあい)】【威厳(いげん)】。

赤色の宝石ルビーは、燃えさかる炎のようなパワフルなエネルギーを放ち、持つ人の内に秘める激しい【情熱】を呼び起こし、目的意識を明確にして自信や活力を与えるといわれています。

古代ローマ時代ではルビーは軍神マルスが宿る護身の宝石とされ、【勝利】の象徴と考えられており、戦場の兵士たちはお守りとしてルビーを身につけたといわれています。

情け深い心で人を思いやり、慈しむ心を意味する【仁愛】を象徴するルビーには、満ちたりた気持ちと深い愛情に恵まれるパワーを与えてくれるといいます。

ルビーを身につけると気品に満ちた優雅なオーラ漂い、自然と【威厳】が備わるともいわれており、王や権力者たちが好んで身に着けた宝石でもあります。

■コランダム(鋼玉)について

鉱物学的にはルビーは酸素とアルミニウムとの化合物で【コランダム(鋼玉)】と呼ばれる、サファイアと同じ鉱物になります。

結晶内に組み込まれた不純物のクロムに起因して赤色を呈するコランダムがルビーに分類されます。

赤色以外のコランダムは全てサファイアに分類され、それぞれの色に因んで【ブルー・サファイア】【ピンク・サファイア】【グリーン・サファイア】【オレンジ・サファイア】【イエロー・サファイア】等と呼ばれますが、単にサファイアと呼ぶ場合は通常はブルー・サファイアを指します。

不純物の非常に少ない純粋なコランダムは無色透明で、【カラーレスサファイア】や【ホワイトサファイア】の名で流通しています。

無色透明のコランダムは高い屈折率により強い煌めきを示す美しい宝石ですが、ダイヤモンド以外では無色の宝石の需要は低いため安価に流通しています。

■ルビーとピンク・サファイアの違いについて

コランダムは結晶内に組みこまれる不純物の金属イオンの含有量により、色調や色の濃淡が変化し、これにより宝石としての評価も変化します。

1%程度の微量のクロムを含有すると、価値の高い深紅色のルビーとなり、0.1%程度の場合はピンクサファイア、5%以上では灰色になってしまい、エメリーと呼ばれ工業用の研磨材として用いられます。

ピンク・サファイアはクロムの含有量が少ないため薄いピンク色に発色しているため、クロムの含有量により、限りなくルビーに近いピンク・サファイアと、限りなくピンク・サファイアに近いルビーとの区別は困難になりますが、明らかにルビー或いはピンク・サファイアと断定できる色合いのルースの場合は価格も全く異なりますが、どちらに分類するか区別し難いような色合いのルースの場合は、値段もルビーとピンク・サファイアの中間程になるため、特別問題はありません。

■コランダムの加熱処理について

天然に産出するコランダムの原石は、色ムラのあるものや、淡いパステル・カラーのものが圧倒的に多く、天然のままの原石は余り美しくないものが大半のため、本来の美しさを引き出すために加熱処理が施されています。

原石に加熱処理を施すと、色鮮やかに発色し、色が引き締まり、色ムラが均一化され、見映えが一段と改善されます。

逆に色が濃過ぎる場合には、大量に含有している鉄分やチタン分を酸化させて除去することで色を薄くすることも可能です。

青紫色~赤紫色の色調のサファイア成分を含むルビーの場合は、加熱処理を施すことで結晶の中心部の黒いサファイア成分を除去し、鮮やかな赤色に発色させるなど、広範な色の改善も行われています。

加熱処理後の結晶は極めて安定していて、発色は半永久的に保たれます。

宝飾品向けでは、均一な色合いや、色の濃いものが好まれる傾向にあるので、産出するコランダムの大半にこうした処理が施されています。

全ての原石が美しく変化する訳ではありませんが、原石の60~80%と高い比率で色や透明度が改善されるといいます。

サファイアが比較的に手頃な価格で流通するようになった背景には、この加熱処理技術の発展により、飛躍的に供給量が増えたためです。

宝石の島とも呼ばれる世界有数の宝石の産地スリランカでは、色が淡く透明度の低いコランダムを【ギウダ(シンハラ語で「白濁した」という意味)】と呼び、現地では砂利として庭園などに敷き詰める等に利用されていましたが、加熱処理技術の発達によって美しい宝石へと変身し、市場に流通するようになりました。

■コランダムの希少性について

天然に産出するコランダムの結晶は、1~2cm程の不透明な結晶片が大半で、宝石質の結晶は米粒のようなサイズのため、カットしても殆どが1カラット以下で、内包物の多い小さなルースしか得られません。

ルビーやサファイアはエメラルド同様に大きなサイズの美しい結晶が得られないため、5カラットを超える良質のルースは極めて稀で、10カラット以上ともなるとダイアモンドをも遥かに凌ぐ価値があります。

■ルビーの産地について

コランダムの主要な産地は、ビルマ、タイ、カンボジア、ベトナム、インド、スリランカ、オーストラリア等で、アジア地域に偏在しています。

近年になり、アフリカ東海岸地域のケニア、タンザニア、モザンビーク、マダガスカル等でも上質のコランダムが採れるようになりました。

インドはコランダムを大量に産出していますが、不純物が多く、暗い色調で透明度の低いものが多いため、ビーズ等に加工されるなど、主にアクセサリー用途になります。

コランダムの原石のほぼ全てがタイやスリランカで研磨、加工されています。

■世界最上のルビー「ピジョン・ブラッド」について

ビルマのモゴク地方は、紀元前6世紀頃より既に宝石の産地として知られていました。

ビルマのモゴク地方に産するルビーは、深紅の色合いと高い透明度を持つ、世界で最上級のルビーと評価されています。

加熱処理が施されていないにもかかわらず、血の様な鮮烈な赤色を呈するため「鳩の血の色」という意味で【ピジョン・ブラッド(Pigeon Blood)】と呼ばれています。

しかしながら、色の判定には個人差があり、鑑別・鑑定機関によって「ピジョン・ブラッド」と判定されたルビーであっても、赤黒い色合いのルビーもあり、あくまでも参考に過ぎません。

1990年代後半頃よりモゴク地方では高品質の原石の産出が激減し鉱脈の枯渇が顕著になっており、大型の美しいルビーやサファイアは勿論のこと、1カラット程度の大きさのルースでさえ、近年は市場で滅多に見かけなくなり、市場価格は高騰しています。

■ルビーの鉛ガラス含浸処理について

ルビーに限らず、宝石の原石の大半はインクルージョン(内包物)が多く不透明で宝石質ではありません。

このため、インクルージョン(内包物)が多い・クラックやチップ(欠け)が見られる・クラリティ(透明度)が低い等、低品質の宝石の原石に屈折率が近い鉛ガラスを充浸する処理が施されている場合もあります。

安価で流通している透明度の高いルビー、サファイヤ、エメラルド等の多くは、この鉛ガラスを使った含浸処理が施されています。

鉛ガラス含浸処理が施された原石を研磨すると、透明度の高い美しい宝石質のルースに変貌します。

外観からは鉛ガラス含浸処理が施されているということは肉眼では全く分かりませんが、顕微鏡で内部を確かめると、鉛ガラスによる小さな気泡の混入が認められます。

鉛ガラス含浸処理が施されていても天然石であることに変わりはありませんが、価値としては低く評価されるため、主にアクセサリー用途に使われます。

本来、コランダムはモース硬度9と硬く、ジュエリー用として耐久性のある宝石ですが、鉛ガラス含浸処理の施されたものについては、硬度・靭性が低くなるため、取り扱いには注意が必要です。

■合成コランダム・合成ルビーについて

合成石は天然石と比べ、遥かにクラリティ(透明度)が高く、色合いの美しい大きな結晶が得られます。

美しい宝石が手頃な価格で入手できることから、合成石は欧米では人気があります。

1902年にフランスの化学者【オーギュスト・ヴィクトル・ルイ・ベルヌーイ】が【ベルヌーイ法(火炎溶融法)】と呼ばれる合成方法を開発したことにより、史上初めて商業的に人工宝石が生産されるようになりました。

ベルヌーイ法による合成ルビーは本物に見えないほど美しく、また生産コストもカラット当り10円程度と非常に安価であったことが災いして、宝石用途としての人気が高まることはありませんでしたが、精密機器やエレクトロニクス等の分野においての需要が高いため、年間生産量2万トン程が産業用途に生産されていると言われています。

現在もベルヌーイ法は合成コランダムや合成スピネルの合成法における主要な製造法の位置を保ち続けています。

1957年にはアメリカの研究所【ベル研究所】が【水熱合成法】と呼ばれる合成方法を、1958年にはアメリカの化学者【キャロル・チャザム】が【フラックス法(融剤法)】と呼ばれる合成方法を開発しました。

しかしながら、ベルヌーイ法では200カラットの結晶の合成に要する時間は3時間程ですが、フラックス法ではベルヌーイ法の20~100倍もの時間が掛かるうえ、大量のインクルージョンやクラックを含みます。

時間と手間がかかり、生産性の低いフラックス合成法による合成ルビーは、商業的に採算が採れないビジネスではありますが、色合いと適度の不透明さが天然の最上のルビーと酷似した特徴を示すため、高級な宝飾品用途での需要があります。

1917年にはポーランドの化学者【ジャン・チョクラルスキー】が【チョクラルスキー法(引き上げ法)】と呼ばれる合成方法を開発しました。

チョクラルスキー法による合成ルビーは極めて純度の高い、欠陥の少ない単結晶が得られることから、ベルヌーイ法による結晶よりも、より高品質な結晶が必要とされる半導体産業において多く利用されています。

合成石を生産する日本企業のキョーセラ社は、チョクラルスキー法による合成ルビーを宝飾用に生産販売しています。

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